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融資における決算書

経営上、金融機関からの融資を受けなくてはならない場合もあります。
その場合は、通常2~3期分の決算書の提示が求められます。
金融機関では、決算書のどこをチェックしているのでしょうか?

貸借対照表

● 売掛金・受取手形等に回収見込みのないものはないか?
● 土地や有価証券に大きな含み損はないか?
● 売掛金・棚卸し資産が増加していないか?(粉飾ではないか?)
● 貸付金や仮払金はないか?(資金がどこに流れているのか?回収されるのか?)
● 貸付金や仮払金以外に役員への債権はないか?
● 借入金は、長期に分類できるものは長期に計上した方が有利
● 役員からの借入金は、一般の借入金とは別表示にした方が有利
● 自己資本額はいくらか?債務超過に陥っていないか?

損益計算書

● 売上高の推移
● 利益(金額)と、利益率
● 税引後の利益ではなく、経常利益の増加率はどうなっているか
● 減価償却費が限度額まで償却されているか
● 役員退職金、資産の評価損など、特別損失で計上できるものを営業外費用で計上しない
 (利益はできるだけ上で表示、損失はできるだけ下で表示した方が有利)



以上、融資を受ける際の決算書の留意点をまとめてみました。

ただ、実際の融資の際、税理士は立ち会えません。
決算の内容については、経営者の方が自ら説明することを求められます。
経営者の方が、自分の会社の状況を正確に把握しているかどうかが重要なポイントなのです。

そのためには、定期的な試算表の作成段階から、経営者の方へ内容をきちんとご説明し、決算書を理解していただくことが必要だと思っています。一緒に学んでいきましょう。

(参考)財務分析 格付のポイントとなります。

【安全性のチェック】

● 流動比率〔当座資産÷流動負債〕    → 短期的な支払い能力(高ければ高いほど支払能力が高いとされる)
● 当座比率〔当座資産÷流動負債〕    → 短期的な支払い能力(流動比率より厳密に判断する)
  ※ 当座資産とは、流動資産のうち、換金性の高いものをいう。
  ※ 具体的には、現預金・受取手形・売掛金・売買目的有価証券のこと。

● 固定長期適合率〔固定資産 ÷ ( 固定負債 + 自己資本 )〕
                     → 固定資産に投資した資金が長期資金でどれだけまかなわれているか
● 自己資本比率〔自己資本÷総資本〕   → 返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%あるか
● ギアリング比率〔他人資本÷自己資本〕 → 返済義務のある他人資本が、
                       どれだけ返済不要の自己資本でカバーされているか

【収益性のチェック】

● 売上高経常利益率〔経常利益÷売上高〕 → 通常でどれだけ効率のよい経営を行っているか
● 総資産経常利益率〔経常利益÷総資産〕 → 全ての資産を利用して、どれだけの通常利益を上げているのか
● インタレスト・カバレッジ・レシオ〔(受取利息配当金+営業利益)÷(支払利息+割引料)〕
                     → どの程度余裕を持って営業利益で借入金の利息等をまかなえているか
● 経常収支比率(経常収入÷経常支出)  → 真の支払能力
  ※ 経常収入・支出とは、現金の収入・支出
● 債務償還年数〔有利子負債÷(経常等利益+減価償却費)〕
                     → 有利子負債を全額返済できるまでに、何年かかるか有利子負債とは、
                       「短期借入金」、「長期借入金」、「社債」の合計額

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